青木 明彦(あおき あきひこ)講師

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LMJジャパン 主任講師


■ISO9001 プリンシパル審査員(IRCA登録1194686)
■ISO14001 審査員補(IRCA登録1194686)


1992年から大手製造メーカーにてISO9000s構築を皮切りに、ISO9001の業務に携わり、ISO審査機関へ出向して認証審査の経験を経て現在に至る。

ISO9001に基づくQMSを事業活動に直結させるための、全社品質本部の品質改善部長としてプロセス監査をグループ会社全体に指導してきた、組織改善支援のプロフェッショナル。

(株)LMJジャパンのISOフォーラム主幹コーディネーター

【青木講師から受講者の皆様へ】

私は、製品の生産工場で品質保証の業務に長く携わっていました。
1992年にISO9002:1987年版の第三認証を取得するための工場事務局を担当しました。当時は、時代背景もありますが他社より早くISO第三者認証を取得することが至上命令でした。
審査が終わった時には、合格した嬉しさが半分と不合格になって企業体質を更に強化した方が良かったのではないかという気持ちが半分という複雑な思いでした。

その後、ISO第三者審査を継続する中で、やはり心に残っていた疑問が更に膨らんできました。

「私は、いったい誰の為に工場事務局としてQMSを維持しているのだろうか・・・・?」

この疑問に応えて頂いたのが、当時のLMJ講師陣でした。
それ以来、構築したQMSが組織の事業活動に役立つように「QMSのスリム化と強化」を意識して自信を持って業務改善に取り組めるようになりました。

途中、所属企業からISO審査機関に出向してISO9001第三者審査を行った時期もありました。
多くの企業がISO第三者認証を維持することが目的の活動でしたが、企業側の立場から限りなくコンサルタントに近い審査でQMS改善を促しました。

しかし、最初に目的を間違えたQMS活動は、経営者層に事業活動に貢献しないという「負の遺産」と「不の認識」が根深く浸透しており、思うようにQMS改善に結び付けることが出来ませんでした。

今回のISO9001:2015年改訂版は、事業活動に軸足を置いた要求事項が強く打ち出されました。
この改訂は、既存のQMSを事業活動に役立てるために再構築する最大のチャンスだと思います。
企業側の立場からQMSを効果的に運用、改善するための着眼点とアイデアを受講者の皆様と一緒に考えたいと思っています。