審査員(監査員)に向いている人、向いていない人

L.Marvin Johnsonが、20パーセントの人は審査員(監査員)としてはむいていない(人格否定ではなく、資質として)と言っているように、誰でも主任審査員に到達できるものではありません。

よく受講生から「審査員としての資質のおおよその目安」についての質問があります。
以下の内容は皆様の参考になればということで掲載致しますが、あくまで目安であり、全てではないことをご承知おきください。

 

<ISO審査員に向いている人>

   ●研修前にISOの知識はなくても、研修前の課題に一生懸命取り組まれる方。
   ●研修中も真面目に講義に取り組まれる方。
   ●率先してチーム演習に取り組まれる方。
   ●ISOの審査はグループで行います。チーム内のメンバーの個性や資質を理解し、
    相互に尊重してコミュニケーションが取れる方。
   ●主任審査員として、審査業務をプロジェクトとして理解しリーダシップが取れる方。
   ●審査規格について深い認識と見識を備えている方。
   ●審査規格を実務に運用できる方。
   ●過去の経験にとらわれずに審査対象の企業の実態に即した監査をできる方。
   ●ISO審査が被審査側にとって利益をもたらす行為であることを理解できる方。
   ●被審査企業の利益のために公平かつ公正な審査活動ができる方。
   ●自分の導き出した是正処置要求書の結論に対する説明が論理的にできる方。
   ●生じた問題に対して冷静かつ前向きに対処できる方。

 

<ISO審査員に向いていない人>

   ●研修前の事前学習に取り組めない方。
   ●講師の指示に従うことができない方。
   ●チーム活動に協力的でない方。
   ●チームメンバーに対しての理解に欠如する方、配慮に欠ける方。
   ●高校卒業程度の一般常識や、基礎学力に欠如する方。
   ●一般的な社会経験に欠如する方。
   ●社会的なマナーに欠ける方。生活習慣に欠ける方。
   ●審査業務を行うにあたって心身ともに健康でない方。
   ●人前で発表できない方。
   ●是正処置要求書等の文書作成できない方。
   ●証拠に基づいて監査の結論を導き出すことを論理的にできない方。
   ●枝葉末節にこだわり、物事の本質を見失う方。
   ●審査業務が被審査企業に対するサービス業務であるという認識に欠ける方。
   ●自己の経験や技術力を自慢して他人を馬鹿にする方。
   ●被審査企業に対して事実を告げる勇気がない方。